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私は2020年冬ドラマが好きでたまらない

2020年冬ドラマ(1-3月期)
毎年、本家のブログの方で年末に日本のドラマのことをまとめて書いておりました。が... 年々、その項だけが膨れ上がってしまっている。ならば、シーズン毎に書いた方が良くない?って訳で、こちらにシーズン毎にまとめます。その方が記憶も新しいし。

毎シーズン、大抵1日に1作品程度観ている。月曜なら月9とか、日曜なら日曜劇場とか、大抵はプライムタイムの目玉作品を中心に観ている。ところが今期は、困ったことにプライムタイムのドラマが私的にはイマイチ... ハマらなかった。プライムタイムでハマったのは、唯一『テセウスの船』。あとは全て深夜ドラマを観ていた感じだ。

私が観ていたのは、
火00『ブスの瞳に恋してる2019』
水00『僕はどこから』
金23『女子高生の無駄づかい』
金00『コタキ兄弟と四苦八苦』
土23『アリバイ崩し承ります』
土26『この男は人生最大の過ちです』
日03『鈍色の箱の中で』
日21『テセウスの船』
日22『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』

結構観たね!って、上に挙げたのは、1話から最終回までちゃんと観た作品。1話だけ観た作品なら、もっともっとある。正直に書こう。『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』は、2話まで観た。しかも面白いじゃんと楽しみにしていた。3話放送前にアレが起きて、やっぱりどうしても見続ける気持ちを保てなかった。桐谷健太、本当にごめんなさい!私も見続けたかったよ。

『僕はどこから』
恐らく原作が面白いのだと思う。ドラマも面白くて、間宮祥太郎が物凄く好きになりましたね。今期の『アリバイ崩し』とか、『俺の話は長い』とか、『ハケン占い師アタル』の時みたいな、ちょっと抜けたアホな子の役が多いけれど、今回の硬派な不良ヤクザこそハマり役だと思いました。毎回、どこかに必ずカッコいいシーンがあって痺れる。最終回のセリフにも痺れて泣きました。中島裕翔が演じる薫くんの事を分かっていて、薫くんには優しい所とかキュンと来た。岡崎体育も良かったし、仲本工事の園長先生にも泣かされましたね。音尾琢真の中間管理職ぽいヤクザも最高で、どっちについているのか分からず最後までハラハラさせられました。中島裕翔と間宮祥太郎と言えば、『水球ヤンキース』ですね。あの時は、中島裕翔が硬派な不良だったので、何となく思い出に浸る。中島裕翔の作品は割りと見ちゃうんです(『刑事バレリーノ』も見ている)。だから今回も見始めて、ハマりました。

『女子高生の無駄づかい』
これは自分の高校時代を思い出した。女子校ではなく、共学だったのに、1年の時になぜか女子だけのクラスがあり、そこに居た時の自分の気持ちを瞬時に思い出した。共学だし、高校だし、「彼氏作るぞ!」って普通にバカ(岡田結実)と同じように思うじゃないですか!なのに女クラだった時のあの気持ち。でも、女子だけでも結構楽しく、3年間の中で実は一番楽しかったかもしれない。ドラマは一生懸命ふざけていた。あの世界観に入り込めてしまう人だけが楽しめたドラマだとは思う。ショート作品を詰め込んだ感じなのだけど、ちゃんと繋がっていて、しかもまとまっている。最後の『ロボっこ』はお見事でした。「お前面白い女だな」&「はんぱねー女」コレクションも笑った。1話目のヒザがツボに入ってしまい、久々に涙流しながら笑った。これはシリーズ化できそうなので、2年になったみんな+ワセダ&教頭も見てみたい。高橋(仮)と青山(仮)もまた見たい!

『コタキ兄弟と四苦八苦』
これは玄人好みなドラマでしたね。上手い人たちが本当に上手く作ったドラマ。最後まで数字と苦の拘りが上手かった!最後、本当にヤラレた。「零士ぃぃぃいいい!」と叫びましたわ。ねずみ講を扱った回では、ミイラ取りがミイラになる感じで上手かった。社会的なことをサラっと入れているのが良いですね。ゲストも、1話目から市川実日子とか樋口可南子とか小林薫(零士)など、「そりゃ、面白いでしょ!」的なズルいレベルのゲストが多かった。芳根京子恐ろしい子...(III꒪-꒪)(白目) 上手いし可愛い。主題歌も好み。

『アリバイ崩し承ります』
完全に浜辺美波にやられた!この可愛さは何だろう?と、毎回凝視していた。分かったのは、「うふふ」とか「あはは」的なふとした笑みが恐ろしい位に可愛い!あれは武器。マシンガンに相当する殺傷能力。あれにやられない人はいないでしょ。浜辺美波はもちろんヒロインとしてすごく華があって、観ているだけで幸せになれるので最高なのだけど、安田顕さま!前期の『俺の話は長い』とは全く違う役柄。浜辺美波とピッタリでしたね。成田凌も良かったし、勝村政信も良かった。これもシリーズ化できると思うので、絶対にして欲しい!!

テセウスの船』
これはハマるよね。主人公の心さんも佐野文吾パパも、鈍くさくてハラハラする!でも、そんな2人の家族が幸せになって欲しいと思ってしまう。そしてそれを見たいが為に見ちゃう。最終回は、あと30分位あると全ての謎がクリアになったかな?とは思った。ユースケ・サンタマリアの部分とか、心と由紀の出会いとか、過去の佐野家のその後&タイムカプセルとか。知りたいことが、まだちょっとだけ謎になっているよね。最近多い、「その後はウェブで」系なのがちょっとだけ残念。あと最後は「乾杯ー!」じゃなくて、現在の佐野家の「元気ですかー!」が聞きたかった。っていうか、最後は澤部がぜーーんぶ持っていったね。そのままで笑った。でも全10話、本当にハラハラさせられた。面白かったです!『スミカスミレ』ファンの私にとっては、辻井くんが立派になられた!という感じです。鈴木亮平上野樹里榮倉奈々も子供たちも素敵でした!


『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』は、最終回でやっと「レン」と「リコ」の違いが分かった。清野菜名横浜流星のアクションはとても見ごたえあって本当に良かった。なので、それをもっともっと見たかった。『鈍色の箱の中で』は、神尾楓珠の金髪サラサラヘアーが見たくて観てました(正直)。

最優秀作品賞
該当なし
『僕はどこから』か『コタキ兄弟と四苦八苦』か『アリバイ崩し承ります』の中からコレ!っていうのが選べないので。

主演男優賞
滝藤賢一古舘寛治『コタキ兄弟と四苦八苦』

主演女優賞
浜辺美波『アリバイ崩し承ります』

助演男優賞
間宮祥太郎『僕はどこから』
安田顕『アリバイ崩し承ります』

助演女優賞
芳根京子『コタキ兄弟と四苦八苦』
上野樹里テセウスの船』

MVP
間宮祥太郎『僕はどこから』&『アリバイ崩し承ります』
仲本工事『僕はどこから』&『テセウスの船』

今期も楽しませて頂きました。ありがとうございました。私は2020年冬ドラマが好きでたまらなかった。

さ、4月からは何が待っているのでしょうか?取りあえず、玉木宏さまの『竜の道 二つの顔の復讐者』と町田啓太くんの『ギルティ~この恋は罪ですか?~』という楽しみがあるので、7月まで何が何でも死ねませーん!
そして長っ!