*10/15/2018に「ブラックムービー ガイド」本が発売になりました!よろしくお願いします。(10/15/18)

*映画秘宝 7月号にてジョン・シングルトン追悼記事を寄稿。(5/22/19)
*ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 6月号にて「ブラックムービーとアカデミー賞」の記事を寄稿。(5/7/19)
*ユリイカ5月号のスパイク・リー特集にて2本の記事を寄稿。(4/27/19)
*映画秘宝 6月号の「サノスの倒し方大全!」特集でサノスの倒し方を寄稿。(4/20/19)
*Fridayデジタルにて「激ヤバで面白い『ブラック・クランズマン』はトランプへの挑戦状!」というコラムを寄稿。(3/20/19)
*映画秘宝 5月号にてブラックムービー、スパイク・リー、『ブラック・クランズマン』、『ヘイト・ユー・ギブ』を寄稿。(3/20/19)
*映画秘宝 4月号にて『ビール・ストリートの恋人たち』&『グリーンブック』レビューを寄稿。(2/21/19)
*DU BOOKS 「ネットフリックス大解剖 Beyond Netflix」に『親愛なる白人様』について寄稿。(1/25/19)
*映画秘宝 3月号秘宝ベスト&トホホ10&ドラマ・オブ・ザ・イヤー2018に参加。(1/21/19)
*リアルサウンドにて「ブラックムービーの今」というコラムを寄稿。(1/3/19)
*『ブラック・クランズマン』マスコミ向け試写会用プレスにスパイク・リーについて寄稿。(12/19/18)
過去記事

私は町田啓太/真白勇征が好きでたまらない

真白勇征は世界ドラマ史上最高な王子様説

私は今年に入るまで町田啓太という俳優を知らなかった事をとても悔やんでいる。何年か前に玉木宏の作品を観てからというもの、それまで日本の俳優やドラマや作品に全くと言って興味の無かった私が熱病にかかったように夢中になった。新しい世界を観て知っていくのは、元々怖いもの知らずで新しい経験をするのが好きな私には楽しくて仕方ない事だった。それでも色々な事情もあるし、全てを追うのは不可能に近いし、そこまでする必要もないだろう。だけど、『スミカスミレ』をリアルタイムで観ていなかった事をこんなに悔やんだ事はない。その『スミカスミレ』で町田啓太という俳優が演じた真白勇征は、世界で一番王子様に近い完璧な男性キャラクターであった。これまで日本、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、イタリア、アフリカ全般、中国、etc...と世界各地の映画を死ぬほど観てきた私だけれど、それでもやっぱり真白勇征が絶対にナンバーワン王子様である。それをこれから力説したい。と言え、本当は「真白勇征は世界ドラマ史上最高な王子様説」という新書を書きたい位にネタはあるので、そのスニペット的に少しだけ。

<まず『スミカスミレ』とは?>
その前に『スミカスミレ』とはどんなドラマなのか?から。テレビ朝日の「金曜ナイトドラマ」で放送された1時間ドラマ。主演は『ヒロイン失格』の桐谷美玲。原作は高梨みつばの同タイトルの漫画だが、設定は若干変えられている。
厳しかった父と実家の花屋の手伝いと高齢の母の看病などで65歳まで男性と付き合う事の無かった如月澄(松坂慶子)。母が亡くなり、いよいよ一人に。そんな時にふと自分の人生を振り返る。受かった大学にも父の一声で通えなかった澄。母の遺影の写真を探すために納屋に入り、そこで見つけたのが小さい頃に見かけた屏風。燕子花と黒猫が描かれていた。懐かしさもあって家の中に久々に飾る事にした。その前で自分の若かった頃の写真や大学合格通知を前にしていたら、うとうとしてしまう。そんな時に男性の声で「お前の望みはなんだ?」と声を掛けられる。夢だと思っている澄は「人生をやり直す事...」と答える。朝起きると澄は20歳のピチピチの女性スミレ(桐谷美玲)となっていた。そして黎(及川光博)と名乗る和服の男が居た。黎の手続きにより、大学に通い始めるスミレ。戸惑う事ばかりだったが、出会った真白勇征(町田啓太)に色々と助けてもらい...

というファンタジードラマ。主人公の相手役である真白勇征(以下真白くん...「同級生なんだからさん付けじゃなくていいよ」)は、1話目からグイグイと絡んでいきます。

<真白勇征とは?>
黎さんの黒革手帳によると、「真白勇征、椿丘大学文学部所属2年生、21歳、4月3日生まれ、血液型O型。自宅は900坪の豪邸。一人息子で、家族は両親のみ。父親は地元企業社長兼、市議会員を務める有力者。椿丘大学には一浪して入学してますが、成績は非常に優秀です。容姿、お人柄、更に家柄まで申し分のないご相手です」という事だ。真白くんのご実家は何度も劇中も出てくるが、本当に凄い豪邸。4話の最後に真白くんが颯爽と玄関門までスミレを迎えに来るシーンが見物。その時、初めて真白くんの実家を見たスミレが口をポカーンとしていたが、あれが本当なら私も口をポカーンとするレベルの豪邸だ。それもその筈、松本記念音楽迎賓館が真白家として描かれているのだから。

そんな正真正銘のお坊ちゃまでありながら...これがあるから真白くん最高説を力説したいのだが...真白くんは大学の講義後、倉庫で友人の辻井(竹内涼真)と力仕事のアルバイトをしている。劇中から察するに恐らく週3-4回のバイトである。回が進むにつれ、スミレとデートする真白くんだが、バイトで一生懸命貯めたお金を使っている。1泊旅行までするが、新幹線代から宿泊代まで全て真白くん持ち。そして本人は「安物だけど」と言っていたが、オープンハートのネックレスまでプレゼントしている。親には頼らない自分が汗を流したお金でスミレを喜ばす事を考えている。真白くんの言葉を借りれば「そんなの何かしてあげたいからに決まってるじゃん」との事。どこまで素敵な男性なのだろう...

真白くんを良く知るのにもう一つ良い例がある。真白くんの事を好きな女の子である幸坂亜梨紗の存在だ。子分を2人抱え、確実に大学ヒエラルキーの中のトップに存在し、ルックスも可愛い女の子。幸坂は、真白くんに近づく女性たちを学校内の権力を使って嫌がらせをしている。そんな幸坂に真白くんは言う時は言うし、断固とした態度も見せる。3話目の遊園地デートでそれは著しく見れるが、1話目から幸坂の目の前でスミレの手を引くなど、この態度は最初からブレていない。あと忘れてはならないが、6話目の「余計な詮索するなよ!」のシーンですね。絶対に怒らない真白くんが唯一怒ったシーン。もちろんスミレを守る為。

そして最終回。正直、爆笑した。「え?」と、困惑しつつ爆笑させてもらった。特にタクシーのシーンは今でも声出して笑っている。だけど...真白くんの「彼女は...(ネタバレの為省略)キリッ」の後からは、とんでもない位ロマンチックな名台詞が飛び出す。あの黎さんですらビックリしてしまう感動シーン。そしてこちらをニヤつかせる甘ーーーーーいラストシーン。撮影中の2人は照れまくっていたらしいが、2人が頑張ってくれて私は嬉しい。だってこんなに人を幸せな気分にしてくれるラストは無い!という程に完璧なラストだったから。あのラストは「いいドラマを観た」と、そう心から思わせてくれた。

<町田啓太とは?>
所で、そんな真白くんを演じた町田啓太くんは、この真白くん役のお話しがきた時に自分がこの役を上手く出来るか悩んだという事だ。『スミカスミレ』のDVD特典映像の中でヒロインを演じた桐谷美玲ちゃんも「町田くんは普段から真白くんで、悩んでいたというのはビックリした」と言っていたが、私も驚いた。というか、私は真白くんの町田くんが初見(本当はGTOのチョイ役だが認識出来る役では)だったので、てっきりこういう人なのだとすんなり認識出来た。で、このドラマを見てから町田くんの出演作品を手あたり次第に見て、今やっと8-9割程見れたと思う。そうしてやっと町田くんの役作りの苦悩が分かった。どちらかというと、『スミカスミレ』以前の町田くんが演じてきた役は粗野でぶっきら棒で不愛想な役が多かった。私に至っては、ドラマ『スミカスミレ』→ドラマ&映画『HiGH&LOW』→映画『スキマスキ』の順番で見てしまったので、役のふり幅の広さと見た目の違いに頭がぶっ飛んでしまった。真白くんと『スキマスキ』の超おバカな大学生ヘイサクが同一人物とどうしても思えず&認識できず、「あれ?町田くん出てないじゃん!」位に思った程だ。でも、それ故に町田啓太という俳優に興味を持ち、惹かれた。その他、人狼兄弟からイケメンだけどヤ×ザな取立て屋に売り出し中の若手俳優に母思いのお化けにカーボーイに憧れる旅館の息子から寝癖の酷い理系男子という相変わらずのふり幅を見せてくれている。たまに町田くんが劇団Exileなのが汚点と書いている人を見かけるが、私はそうは思わない。悪役も引き受ける劇団Exileだからこそ、町田くんはこのように幅広い役を貰え演じる事が出来た。良い人も悪い人も演じられる、それこそ役者冥利に尽きる。そして何より劇団Exileに居る事で、『HiGH&LOW』をはじめとするアクション作品に多数出演し、その身体能力の高さも見せてくれているのだ。『シュガーレス』のハイキックは、ジャン=クロード・ヴァン・ダムに次ぐ美しいハイキックだ。
そして町田啓太を語る故で欠かせないのが、元Generationsだという事。Exile三代目J Soul Brothersに続く白濱亜嵐や関口メンディーが所属するグループ。町田くんがバリバリに踊る当時の映像がYoutubeに残っているので、町田啓太で検索して欲しい。これまたどれが町田くんですか?という風に別の顔を見せてくれている。

何というか、町田啓太が演じた真白勇征は、私が凄く小さい頃に見て夢みた漫画の世界の王子様をギュッと凝縮させ現在にマッチさせ甦らせた王子様。『キャンディ・キャンディ』(古くてごめん)のアンソニーとかテリィとかステアとかアーチーとかの良い所をギュっとね。ならば、及川光博が演じた黎さんはアルバートさんやジョルジュのような存在。ヒロインを幸せにする王子様が真白くんで、ヒロインを助けるナイト(騎士)が黎さんだった。及川さんの黎さんにはあまり触れていないけれど、本当に素敵で素晴らしいし、ヒロインの桐谷美玲ちゃんが2人に惚れられるのが当たり前な程可愛いし、松坂慶子さんはチャーミングで本当に素敵。そして4話はスミレと真白くんの自撮りやおでこに...がという神シーンがあるけれど、「よっちゃんの回」とファンの間では呼ばれているほど、澄と学生時代の親友よっちゃん(立石涼子/反町GTO教頭ネジネジの奥様役)との絡みが感動的で、ドラマとしても最高だ。

という訳で、この4000字弱でどれだけ真白勇征と町田啓太の魅力をお伝え出来たか分からないけれど、とにかく読んでくれた方がちょっとでも『スミカスミレ』観てみようかな?と思ってくれただけでも嬉しい。そして今日の写真は私が「霊長類最強のバックハグ」と呼んでいる写真。

最初に書いた通り、新書「真白勇征は世界ドラマ史上最高な王子様説」を書きたい位にネタはある。例えば、真白くんが遊園地デートの時にクレープを食べた瞬間に肩を上げて喜んだ所、真白くんのセリフの端々に「ふふふ」や「ぐふ」が漏れている所(町田くんの他の作品には絶対にない)、真白くんのボデータッチ(黎さん風)、真白くんとアンディ(愛犬)の仲、真白くんの筆入れに見るスミレへの愛、真白くんの寝顔シリーズ、真白くんの倒れ方シリーズ、遮られて言えなかった真白くんの言葉の数々...などなどでそれぞれ一章ずつ書ける程に書きたい事は山ほどある。

と、ブラックムービーが好きでこのブログ読んで下さっている購読者の皆さんを困惑させていると思う(今回だけなので許してー!)。全く興味が無かった私をここまで饒舌にさせるほどの魅力がある真白勇征と町田啓太なのでした。

<以前にここで書いたものと全く同じです。こちらにもアップしただけです>

私は玉木宏が好きでたまらない

私は玉木宏が好きでたまらない

兄の影響で小学校を卒業するころには洋画・洋楽が好きで、中学に入るとそればかり見て・聴いていた。そういう子にありがちな、洋画・洋楽以外を全否定する子でもあった。つまり、邦画・邦楽を認められない残念な子だった。その残念さをかなり拗らせ、割りと最近までそんな感じで、それを猛烈に今になって反省している。そんな残念な私の壁を破り、新たな扉を開けてくれたのが、玉木宏だった。

反町GTOの時(ちなみに玉木宏も玉木役で10話に出演)にも書いたが、本当に日本のTVドラマや映画を見なかった。20代半ばからは、アメリカと日本を行ったり来たりで暮らしていたので、余計に遠ざかっていた。元々はコメディが好きで、バラエティ番組ばかり見ていたのもある。更に書けば、同じ年の同じ女性たちがキャーキャー言うような俳優やアイドルたちに興味を持てなかった。彼らはナヨっとしているもやし子なのにキザっていて、魅力的には思えなかった。

何きっかけだったか覚えていないのだけど、何となーーく日本のドラマを見始めるようになった。多分2014年ごろ。ちょっと日本へのホームシックもあったのかもしれない。『昼顔』とかがヒットした年。その頃に観た『きょうは会社休みます。』で朝尾さんを演じた玉木宏を見て、私は新たな扉を開けてしまった。

きょうは会社休みます。』の玉木宏は、会社CEOで容姿端麗な完璧な男。乾杯!をイタリア語の「サルーテ!」とキザって言っても決まっていた。普段は、そんな感じの人には興味のない私ですら惚れた。「あ、私結構イケメン好きなんだー!」と自分でも思ったほど。そして、主役の綾瀬はるかとコンビネーションもバッチリだった。2人が夕焼けを見ながら玉木宏が「黄昏てんの」っていうシーンも好きだし、2人でソーセージ買いに行った所は本物の夫婦ぽくて好きだった。(だから… 結末は予想出来たけれど、それでも最終回には心底絶望した!

それから、2人が共演している『鹿男あをによし』のDVDを手に入れて見た。もうすっかりKOされてしまった。『鹿男あをによし』の面白さは、これまた2000文字位必要なので、また別の機会を設けるとして、私はこのドラマで玉木宏綾瀬はるかに完落ちした。

『鹿男』で玉木宏が演じた小川先生は、『きょうは会社』の朝尾さんとは全く違っていた。何をやっても運がついていないダメっ子だった。そんな男が日本の運を任させる。「僕なんかが...」とボヤキながらも、ちゃんと周りが見えていて、運を全うする姿が凄く魅力的だった。「あ、日本にも最高にイケメンなのに、こういう演技を見せてくれる俳優さんっているんだ!」と思った。昔から、3枚目が仕事に恋に頑張る感じの作品が好きだった。例えば、トム・ハンクスの映画『スプラッシュ』とか『恋のじゃま者』とか。玉木宏の小川先生は、トム・ハンクスのそれぽくて、「それって80年代のトム・ハンクスが演じる役じゃん、超絶怒涛のイケメン2枚目の玉木宏がそれをやるって、ずるい!」と私は思った。でも、それはもう完落ちしない方が無理だった。超絶怒涛のイケメン2枚目の玉木宏が、カッコつけるわけでも無く、自分をドラマで良く見せようとも思っていない感じで、人間的に魅力溢れる小川先生を演じていた。それで私の拗らせた残念な壁が見事に破壊されてしまった。

それから私は怒涛の玉木宏作品観る期間に入った。綾瀬はるかとの共演が好きなので、『赤い運命』のトウモロコシのシーンでキャッキャ思ったのにラストでまた心底絶望し、そして『雨鱒の川』を見て初々しい2人でちょっと復活した。そして、「やっぱり代表作『のだめカンタービレ』の玉木宏ってマンガから抜け出してきた、いやマンガ超えている!」とか、「『ROCKERS』の玉木宏の役とビジュアル最強じゃね?」とか、「三枚目役なのに、意外と『ウォーターボーイズ』のTシャツ玉木宏も良い感じ。若いっていいねー。やっぱりこれが玉木宏のルーツ!」とか絶叫しながら楽しみ、どんどん玉木宏にハマっていく日々が続いた。

そんなことしているうちに、運&タイミング良く『あさが来た』が始まった。この『あさが来た』でも、超絶怒涛のイケメン2枚目な夫なのに、仕事はしないで遊びに夢中で飄々としていて、だけどちゃんと支えが必要な時には支える夫を熱演していた。雨の中、あさを探しに、颯爽と傘をピシャっと広げていく様は本当にカッコ良かった。「嗚呼、玉木宏ってこういう俳優だよなー」って、あのシーンで思った。普段は、全然カッコつけないし、情けない姿&変顔&白目だって晒してくれるのに、決める時は決めるんだ。超絶怒涛のイケメン2枚目だから、それも見事に決まっちゃうんだ。ズルい... 好きっ!ってなる感じ。

今放送中『スパイラル〜町工場の奇跡〜』の玉木宏もカッコいい。セリフとか仕草をキザるカッコ良さではなく、39歳となった玉木宏の熟年された「仕事が出来る男」的なカッコいいがダダ漏れ放送中である。いつも通り全然カッコつけていないのに、凛としていてカッコいいのである。第6話で取引先が危機となった時にテキパキと指示する所が最高で、いい歳の私にはどんな優しくキザな言葉や仕草よりもゾクゾクした。そして、『きょうは会社』の頃から思っていたが、ちゃんと鍛えている大胸筋と上腕二頭筋が、スーツをまとっていても分かる。逆に鍛えているからこそ、スーツ姿がビシッと決まってカッコいい。日々鍛錬している男。内面から漏れる良い男度と色気。そして表情もコロコロ変わる。満面の笑顔で顔を皺くちゃにして、タレ目がよりタレる。と思えば、『きょうは会社』の黄昏シーンのように切ない顔を見せたり、『スパイラル』のように人目をはばからず号泣しちゃう。こんな男を惚れるなという方が無理ってくらいいつも魅力に溢れた男を演じてくれている。

玉木宏超絶怒涛のイケメン2枚目は、『きょうは会社』あたりの35歳から「内面から漏れる良い男の色気」が加わって第2フェーズに突入した。そして今、まだカッコいい絶頂期が絶賛更新中である。超絶怒涛のイケメン2枚目俳優ではあるが、それだけが彼の魅力という訳でもない。人間の愛嬌を超絶怒涛のイケメン2枚目と共に見せてくれ楽しませてくれる玉木宏。だから私は玉木宏が好きでたまらない。

私は反町GTOが好きでたまらない

私は反町GTOが好きでたまらない
www.nikkansports.com

こんな☝記事が話題になった。反町隆史の『GTO』が、平成ドラマでダントツナンバーワンと即答できるほど私は好きだ。日本のドラマは、ここ最近熱心に見るようになったので、反町GTOの頃は年に1本見ればいいレベル。でも、反町GTOはリアルタイムで全部観て、毎週楽しみにしていた程ハマった。今でも年に数回通しで見る程好きで、台詞だって言えちゃう位繰り返し見た。

今でも再放送されたりするので知っている人が大半だとは思いますが、念のために反町『GTO』の説明。フジテレビ系の関西テレビが制作の1998年夏季シーズンに放送されたドラマ。藤沢とおるの同タイトルのマンガが原作で、遊川和彦が脚本。最終回は、視聴率35.7%で、一年後にはスペシャルドラマも放送し、その半年後には映画化もされたほどの人気。GTO=Great Teacher Onizukaこと、主役の鬼塚英吉役を反町隆史、ヒロインの冬月あずさ役に後に反町隆史の妻となる松嶋菜々子。2人が教鞭に立つのが、武蔵野聖林学苑という地域で2番目位の進学高校。校長は不在で、理事長の桜井あきら(白川由美)が学校をまとめようとしているが、2年4組は問題があり、ここまでずっと担任がすぐに辞めてしまっていた。求人を見た鬼塚の親友で警官の冴島(藤木直人)が教師になりたい鬼塚に伝え、面接に向かう。しかし元暴走族の頭だった鬼塚は、生徒をクズ呼ばわりした教頭(中尾彬)と衝突。その現場を見ていた理事長が一存で2年A組の新しい担任として採用する。しかし、早速生徒たちは鬼塚に反発していく...

GTOの何が良いって、名台詞の宝庫だったこと。私は今でも思い出し、人生の教訓にしている台詞が沢山ある。何かの壁にぶつかった時、私にはGTOの名台詞があった。心折れて自信を無くした時には、4話目で冬月先生が言った「女にとって一番大事な事って、自分自身に自信が持てるかどうかじゃないかな?白馬の王子様を待っているだけの人生は送って欲しくないの」と、同じ回で鬼塚が言った(本当は冬月先生の高校時代の先生)「お前はお前でいいじゃねーか!」を思い出す。マウンティングされてイラっとした時は、5話目鬼塚の「そんなことだから男を見る目が腐って、何も見えなくなるんだよ。愛はな、品定めなんかじゃねえんだよ」を心の中で叫ぶ。嫌な人に遭遇しちゃった時には、5話目の勅使河原(井田州彦)の「鬼塚先生みたいな方がいるから、世の中はバラエティに飛んで楽しいわけですから」を思い出し、許してあげる。

思えば、1話目からガッツリと心を鷲づかみにされた。1話目は、水樹ナナコ(希良梨)の家の壁をぶち破ってしまう回である。あの大胆不敵な壁ぶち抜きで、私の壁もぶち抜かれた。そして2話目で一番崩れそうにもない菊池善人(窪塚洋介)を味方につけてしまうのも上手かった。その後、菊池はガッツリ味方という訳ではないが、ピンチには必ず助けてくれた。クラスで大人ぽかった菊池くんと村井国雄(池内博之)の関係性も2話目から6話目辺りの微妙な2人の関係を敵対という単純な形で描かれていなかったのも良い。その村井回である6話目も鳥肌立った。池内博之の間がおっそろしい!熱血教師風の体育系の先生に殴られた後の「だからせんこーなんて信じられないんだよ!」までの間が尋常じゃない位長くて、ガクブルしました。あの間の緊張感は神の間。吉川のぼる(小栗旬)のイジメの回も、生徒間のイジメだけでなく、大人の間にも存在するイジメを描いたりしていたし、援助交際の回も愛のあるセックスと無いセックスは何が違うのか真剣に描いていて、その中で名台詞がビシビシきまる。単なる学園物だけじゃない、どの年代でも楽しめるドラマだった。

何より鬼塚が最高にカッコ良かった。5話目に松嶋菜々子演じる冬月先生を助けに颯爽と現れ、ストーカー勅使河原先生をケチョンケチョンに打ちのめした後、噴水で冬月先生にも説教する流れまで、完璧過ぎました。この時の反町が24歳とか信じられません。今の24歳の俳優は高校生役まで演じさせられているっていうのに。当時、反町も髪型とか似せてないとか、バイク乗れないとか、色々批判されていたのを覚えているけれど、私にとっては最高にぐれーーーとな鬼塚英吉でした。飄々としていながらも、決める所は決める、それが鬼塚英吉

そして主題歌『POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』。大人になると「言えないことも言えないこんな世の中は」という部分、かなり刺さる。最近では、ツイッターやる度にそのフレーズ頭に浮かぶほど。匿名で書いているのと違うからね。

あれから21年。反町隆史の名前を聞く度に、私は鬼塚英吉がポケットに手を突っ込みながらも、どこか凛とした立ち姿を思い出す。私も日本のどこかで倒れて、反町隆史に介抱されるという1/10000000000の確率でしかないような幸運に恵まれたら、この思いを伝えてみたいが、まずないのでここに書きのこしてみた。反町GTO、ぐれーーーとだったよ!

いち教師です

いち教師です

私はラッセル・ウェストブルックが好きでたまらない

私はラッセル・ウェストブルックが好きでたまらない

2018-2019年度、私のNBAは、昨夜、日が変わろうとしている時にあっけなく幕を閉じた。ラッセル・ウェストブルック様、お疲れ様でした。他のOKCサンダーの選手・コーチもお疲れ様でした。...と、心の底から書けるほど私は心が広くない。正直、まだショックを受けていて、脳内では酷い言葉ばかりが浮かぶ。でも私はライターゆえ、書くことで頭を整理し、自分の心の傷を癒すことができる。

そして本当にショックを受け、失意のどん底にいるのは選手たちだ。それも分かる年齢になった。しかも彼らは体もボロボロである。82試合+5試合、今年のOKCサンダーの試合スケジュールは仕組まれたとしか思えないほど異常にキツかったのもあって、みんなの体は恐らく消耗しきっている。しかし、それは相手も一緒。OKCには何かが足りなかった。才能?運?情熱?体力?多分それら全てであろう。あと何か一つが足りない、それだけで負けてしまうのが試合だ。今年OKCサンダーが公式で作っていたハイライトビデオのタイトルが「The 48」。試合時間48分の事。47分頑張ってもダメで、48分頑張らないとダメなのだ。

月並み事しか書けないが、『スラムダンク』にもあった「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」。きっとこれが全て。普段の試合の負けじゃなくて、大事な試合での負け。この立ち直るのが難しい辛い負けこそが、次の原動力になる。私はスポーツは見るだけでやらないので、負けたことがないじゃないか!と思われるかもだが、人生負けっ放しである。詳しくは書かないけれど、生まれた時から負けてばかりだった。そんな事ないと言ってくれる人もいるかもだけど、詳細書いたら「まあそうだね」と納得してくれるはず。詳細が大っぴらに書けないほどの負けっぷりなのだ。そんな私なので、いつも我慢して「何をぉおおお!!」の精神でここまで来た。悔しさもまた原動力になることを知っている。そして今、ラッセルやポール・ジョージに浴びせられている批判が、彼らにはどんなに辛いことかも知っている。私は辛い時は、前に私の恩人がくれた言葉を思い出すようにしている。「だったら言っている人がやってみろよ!ってね...」。絶対に出来ない。ラッセルのようにトリプルダブルを量産したり、ポール・ジョージのようにあの恐ろしい怪我から復活なんて絶対に出来ない。外部は何でも言うが良い。同じステージに立った時、彼らがどのように出来るのか?同じステージに立つことすら出来るのか?そういう人たちは自分が同じステージに立った時に、同じように批判を受けることになるだろう(貴方がマイケル・ジョーダンじゃない限り)。同じステージに立ったことすらないから、そんな事も分からないのだ。ラッセルのトリプルダブルもスタッツの為という人もいる。だったら、他の選手もすればいいのに。ラッセルがトリプルダブルを出した日はチームの勝率が上がるんだもの。選手ならば、チームの勝率を絶対にあげたいはずなので、出来るんだったらやればいいのに。

と、ここまで書いてきて、ずいぶんとスッキリし、ハッキリと分かってきた。私はまた来年も同じようにラッセル・ウェストブルックとOKCサンダーを応援することになる。やっぱりラッセル・ウェストブルックが好きだ。見ているとワクワクする気持ちは変わらない。もう何十年もNBAを楽しんでいるが、試合を見ていて声を出してゲラゲラ笑ってしまうのはウェストブルックだけ。やっぱりウェストブルックを見るのが楽しい。でも、今年と全く同じチームは来年見られることないだろう。恐らく誰かが抜け、そして新しい誰かがやってくる。ルーキーも加わる。2018-19年度のOKCサンダーチーム、大好きだった。2011-12年度、2012-13年度に次ぐ位好きなチームだった。もう同じチームで見れないかと思うと本当に辛い。トレードのニュースでこれから寂しい思いをすることだろう。

でもラッセル・ウェストブルックなら何かしでかしてくれるに違いない。自力で優勝してくれるに違いない。大きな財産を手に入れたラッセル・ウェストブルックならやるに違いない。In Russ We Trust.

だから今は心の底から言おう「お疲れさま!」。言えた。